新渡戸稲造の皇室論を読みながら、小室直樹の天皇論が気になって、『天皇の原理』を手にした。
この予定説と因果説。
身近である。
母は正しい、何があっても母は正しい。
よって母の言う事を聞け。
これがないと子育てが成り立たない。
例
「早く洗濯物をたたみななさい!」
「なんでたたむのよ。また広げて着るんだからこのままでいいじゃん。」
「(えーと洗濯物をたたむ科学的理由は?? えーい面倒だ!)お母さんたたむ必要があると言えばその事が正しいのである。たとえお母さんが言ったことが間違っていても、それでも母はいつも正しい。」
この理論展開、いやイデオロギーは多数の母親が同意するところである。
母親の存在は予定説である。