やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

与那国の町長選

「勝てない」野党陣営が擁立断念 沖縄・与那国町長選は保守対決へ 陸自配備で有権者増加

2017年7月26日

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/118589

 

自衛隊が入った与那国どうなっているのか、気になっている。

40年も続いた石垣島の空港反対活動が、「反対のため反対」「イデオロギーの虜」「左翼の、特に新左翼の餌食」そして何よりも倒錯したミュージック某という西洋の海洋生物学者や、ナチスの生き残りの動物学者の影響を受けたエディンバラ候に、利用されていた面もある、のだ。

だから、90年代半ば、反対運動を主導していた地元の友寄英正氏(故人)と八重山毎日新聞の上地義男元編集長が、わざわざ空港で私を待っていて

 

「俺たちは、笹川と仕事がしたい!」

(太平洋島嶼国とのジャーナリスト交流や「やしの実大」学事業)

と訴えたのである。行き詰まった空港反対運動から抜け出したかったのである。

 

与那国の自衛隊の件は、住民投票で中学生まで巻き込んで島を二分してしまった。

 8月6日の投票は「保守分裂の一騎打ち」なんだそうだ。

イデオロギーや本土左翼に影響されない、「健全」な反対運動はあった方が良いのではないだろうか?自衛隊が入ることは良いことばかりではないはずだ。

 

なんて、島の実情を知らない人間が何を勝手な事を!と友寄さんの「バカタレ!」が聞こえてきた。