やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

正論サロン終了しました。

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 あれは高熱で唸っている4月の夜だった。大阪正論室長の小島さんから電話があったのだ。正論サロンで講演してくれないか、と。

 翌日、着信記録があったのであれは夢ではないと思いつつ翌々週あたりに小島さんからまた連絡があるまで、確信が持てなかった。聴講者は100人位だという。6月5日に大阪産経新聞で開催された正論サロンには100人を超える聴講者が集まってくださった。

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 2017年に古屋圭司議員が会長を務める海洋議連と島嶼議連で行った講演を中心にその後の安倍政権の動きを加えて発表した。題目は「「中国の太平洋進出と島々の闇」

 安倍政権でインド太平洋構想を着実に進めているのが薗浦健太郎議員である。お会いした事も選挙区でもないが、2015年にバヌアツを襲った超大型サイクロンパムの災害支援で同地を訪れた薗浦議員に情報を勝手に提供したのだ。外務省はバヌアツのバの字も知らないのはよくわかっていたし、私の一つ目の博論はバヌアツをケーススタディで取り上げており、世界でもバヌアツを知る10本の指に入っているだろう。それ以来、薗浦議員は小国訪問を継続されており、私はしつこく情報提供、意見を勝手に送らせていただいている。

 さて、その薗浦健太郎議員。せっかく貴重な活動をされているのに詳細な活動があまり公開されていない!ダメもとでインド太平洋構想に関するスピーチ原稿を下さい、とFBで連絡したら速攻で原稿をいただいたのである。

 その事も勿論講演会で説明させていただいた。外務省はじめ官僚は平気で「太平洋島サミット宣言」などサボタージュするのだ。宣言に拘束力はないから当り前。ところが今回は総理大臣補佐官の肩書きを持つ薗浦議員が外務省のサボタージュを許さない。内閣府主導である。

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<講演用スライドの一枚>

 いただいた原稿には当り前のことが書かれている。その意味を知るのに私は一晩かかったが、正論サロンの聴衆者はすぐにわかった。

私「薗浦議員が、世界にむけてインド太平洋構想を伝えていますが、この内容って当り前すぎる位、当り前ですよね。誰へのメッセージだと思います?」

正論サロン聴衆「中国」

ピンポーン。薗浦議員はそんな事を書いていないが、この当り前すぎる日本のインド太平洋構想は当り前の事ができない中国の一帯一路へのメッセージなのだ。

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