やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

東北紀行(水沢篇4)sponsored by 吉野作造

あの頃の日本人はすごい。命がけで生きて来た。高野長英47歳の人生。

水沢の高野長英記念館。小雨が降る中、無理して行った場所だったが、行ってよかった。
後藤の人格を形成したのは大叔父、高野だ。

高野長英、横井小楠、渡辺崋山。単なる西洋かぶれではない。その恐ろしさを知っていた。

捕らわれる原因となった「夢物語」は日本の外交政策を議論した内容だ。シーボルトの下で高野は世界政治を知っていた。開国を訴えた内容だが国防のための開国だ。

「夢物語」はここで読めます。

www.city.oshu.iwate.jp

後藤は小楠の弟子、安場保和からも多くを学んでいるはずだ。何を学んだのか?

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えええと、なんと言う意味だったかな?

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シーボルトはスパイだったのだろう。高野はそれに加担した。と同時に情報を得た。情報とは一方通行ではないのだ。与えているようで得ている。

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後藤記念館もそうだが運営が気になる。東京にも高野長英の足跡がある。

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さあ、いよいよ目的地の古川へ。