あの頃の日本人はすごい。命がけで生きて来た。高野長英47歳の人生。
水沢の高野長英記念館。小雨が降る中、無理して行った場所だったが、行ってよかった。
後藤の人格を形成したのは大叔父、高野だ。
高野長英、横井小楠、渡辺崋山。単なる西洋かぶれではない。その恐ろしさを知っていた。
捕らわれる原因となった「夢物語」は日本の外交政策を議論した内容だ。シーボルトの下で高野は世界政治を知っていた。開国を訴えた内容だが国防のための開国だ。
「夢物語」はここで読めます。
後藤は小楠の弟子、安場保和からも多くを学んでいるはずだ。何を学んだのか?
えええと、なんと言う意味だったかな?
シーボルトはスパイだったのだろう。高野はそれに加担した。と同時に情報を得た。情報とは一方通行ではないのだ。与えているようで得ている。
後藤記念館もそうだが運営が気になる。東京にも高野長英の足跡がある。
さあ、いよいよ目的地の古川へ。