やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

米国沿岸警備隊も認める麻薬で覆われたブルーパシフィック

www.pacificislandtimes.com

記事のタイトルは「青い大陸の白い粉」以前私が書いたブログと同じだ。何がブルーパシフィックだ。権利だけ主張してなんの義務も感じていない。太平洋の海は無法地帯となっている。

記事には米国沿岸警備隊のCommandant Admiral Karl L. Schultzが同じことを言っている。

"U.S. Coast Guard Commandant Admiral Karl L. Schultz said gaps in logistics and resources also add to the region’s general weakness. “Many Indo-Pacific nations lack the capacity and capability to fully police their sovereign waters, making them vulnerable to narcotics trafficking, human smuggling, illegal, unregulated, and unreported fishing, piracy, and terrorist activities,” Shultz said in a teleconference with reporters on July 23."

これは私が2年前に議連で主張した内容と同じ。そして安倍政権の島サミット、すなわち対太平洋島嶼政策が海洋安全保障とインド太平洋のつながったのだ。
小島嶼国には海洋を管理する能力の開発する能力もない。そこは無法地帯となっている。。。

yashinominews.hatenablog.com