パラオ大統領選 中間選挙でトップを走るスランゲル候補。インド太平洋安全保障は彼の肩に。
11月3日に行われるパラオ大統領選。その中間選挙が昨日行われた。
その中間開票状況である。
パラオ2020大統領選速報
開票率50%で、
スランゲル候補3546票
オイロー候補 1984票
トリビオン候補1145票
シード候補 983票
これで今後ひっくり返る可能性があるでしょうか?
これは小国パラオの大国中共との戦いだ。
インド太平洋の安全保障はインド太平洋司令軍のレーダーよりもこの大統領選にかかっている。
今回の大統領選の争点の一つが海洋保護区。これを日本の安倍政権はこともあろうか、支援しようとしてきた。この保護区法は単なる金融商品で海洋法条約にも疑義がある。しかも現大統領は自分の愛人を国連大使にし、彼女がBBNJというEEZの外の利権をめぐる新たな国際法の制定に関わらせている。日本政府は何も知らずにこの案件を進めようとしているのだ。