やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

キリバスの捜索

 キリバスで行方不明になっている6人の子供達が乗ったカヌー。

 キリバスの捜索救助コーディネーターのOmirete Tadurekaキャプテンは、地元の人々にこの6人の子供を見つけたらすぐ通報するよう呼びかけている。

 以前、漁船が行方不明になっていたキリバス人を救助し、1ヶ月後に通報があった事がある。

 今日も米国沿岸警備隊のaircraftヘラクレスが捜索を実施。

以上、下記のニュースより。

http://www.rnzi.com/pages/news.php?op=read&id=60565

(コメント)

 行方不明者が助かっているのに、一ヶ月後に通報して来るって日本ではありえないですよね。

 NZや米国の捜索費用をキリバス政府が出しているとは思えません。

 気まずくてわざと報告しないのか。。。 誰かしら報告すればいいものを。

 この感覚が島モード、理解に苦しむ。

 某島嶼国に離島で大量の麻薬が流れ着き、島人が通報。

 地元警察は処理が大変なので放っておいた、てな話しもあります。

 何はともあれ、今回の件は一ヶ月後でもいいから6人の子供達が無事であることを祈るばかりです。