某日本政府海洋組織関係者とのパラオでの会話。
T氏「パラオはPEWに完全にやられてますね。」
私「ここ数日のヒアリングでは、パラオの人たちはPEWの問題点を充分わかっています。」
T氏「パラオの人わかってるんですか?」
<豪州海軍も米国沿岸警備隊もPEWの餌食>
わかっているのである。
ただ確証がなかったのだ。豪州海軍も米国の沿岸警備隊もみんなPEWにやられている。
当然である。豪州も米国も、魚のこと、漁業のことを知らない。
なぜか?漁業やってない。
当方はオーストラリアのビリオネラーが、ドローンによる海洋監視という「陳腐」な案につき合う機会があり、目の前でPEWが何者か知る機会を得た。
ビリオネラーさえ嫌うPEW、なのだ。
石油成金のPEW一族。目的は自分たちの実績だけ。中身なし。お金も汗も出さない。
<ニューヨークタイムズのプロパガンダ記事>
パラオ出張に飛び立つ直前、ニューヨークタイムズの下記の記事が回ってきた。
これぞ、PEWとNYTの合作プロパガンダ記事!
財団の支援、日本の支援に一言も触れていない!
全てPEWの功績です!日本財団が支援した小型艇は"ill-suited" だと?!
この記者は馬鹿か、性根が腐った人物である。もしくはPEWから便宜供与を受けているのだろう。PEWは現役の米国沿岸警備隊にもこような便宜供与をしている。目の前で見ました。
現役米国沿岸警備隊にPEWのキャンペーン(具体的支援ではありません)を代行させるのだ。
早速財団と、豪州、米国、パラオの関係者にこの欺瞞記事を回覧、報告した。
"Palau vs. the Poachers"
<カッコ悪かったレオ様>
PEWの手口を存分経験したパラオの知人の話。
米国で、レオ•デカプリを招いたPEWの会議に参加したのだそうだ。多分PEWの招待。
レオ様の一番近くに席を取り、ワクワクして待ったのだそうだが、実物は全然カッコ悪かったのだそうだ。
自分のご主人の方が全然カッコイイことがわかったそうである。
PEWの手口も教えてくれた。海洋科学を理論的に議論するグループと、「イルカや鮫がカワイソウ!」とキャンペーンをはるグループにだいたい別れるのだそうである。
そして、キャンペーングループの方が断然華やかで盛り上がっており、全く違う世界を作っている、のだそうである。