台湾の蔡政権下で、パラオの台湾大使が交代、マーシャル諸島も先日 Daniel D.W. Tang大使が就任。太平洋諸島重視の蔡総統の動きが気になる。
Daniel D.W. Tang大使は釜山総領事、外務省NGO担当等を担当された台湾外務省キャリアである。
お隣ミクロネシア連邦は一貫して大陸中国と、そのお隣パラオは一貫して台湾との外交関係を維持しているが、マーシャル諸島は中台の間を何度か行き来している。
他方,米国の迎撃ミサイル基地がマーシャル諸島にあり、安全保障上米国がマーシャル諸島の外交関係に関与している可能性もあるので、台湾との外交関係は安定的かもしれない。
パラオでも農業支援など台湾からの支援が活発化しているように見える。
先般の国連総会では、台湾支持国が国際民間航空機関(ICAO)への台湾参加を求める声明を出した。
「台湾の総会出席認めよ」 ソロモン諸島がICAOに見直し提言へ
フォーカス台湾 2016年9月28日
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20160928/Jpcna_CNA_20160928_201609280009.html
現在台湾と国交のある国は16カ国。その内6カ国が下記の太平洋諸島である。漁業関係のある国にも見える。
パラオ、ナウル、マーシャル諸島、ツバル、ソロモン諸島、キリバス、