やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

カジノと島嶼国

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一度でいいからやってみたい。

なにやら世の中はカジノ法案で騒がしいようである。 カジノと言えば太平洋島嶼国である。 マネロンの、越境犯罪の温床となっている。 島嶼国の情報通信網はカジノのために発展した背景もある。 法律の緩い島嶼国では、世界のビリオネラーや豪州の元首相ボブ・ホーク、俳優オマール・シャリフなどギャンブル好きが集まって来る。

 

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日本のカジノはどの省庁が管轄するのであろう? 批判の対象となっているパチンコと警察利権とはなんなのであろうか? パラオやグアムに日本のパチンコ屋さんが積極的に進出しているのだ。 多分、オンラインギャンブルでマネロンが目的であろう。 グアムでは北朝鮮が作った米ドル偽札が摘発された事も地元のメディアから聞いた事がある。 敵、というか問題はギャンブル自体ではなく、誰がどのように運営するか?なのではないだろうか?