やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ルクセンブルグで行われる北朝鮮のマネロン

別件で『タックスヘブンの闇』(ニコラス・シャクソン著、朝日新聞出版社)を再度読んでいる。

太平洋島嶼国に関係ない、ルクセンブルグの話が出て来る。

2010年のニュースで北朝鮮金正日は4千億円位マネロンしていたのでそうである!(同書26頁)

Kim Jong-il keeps $4bn 'emergency fund' in European banks

http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/northkorea/7442188/Kim-Jong-il-keeps-4bn-emergency-fund-in-European-banks.html

タックスヘブンがテロリズムに利用されているケースだ。

太平洋島嶼国のケースだと便宜置籍船のニュースがある。トンガ船籍の船がアルカイダに利用されていたり、パラオ船籍の中国の船が北朝鮮に物資を運んでいたり、そしてそのまま日本の入港したケースも。。

安倍総理が2015年にルクセンブルグに立ち寄ったニュースを思い出したけど、この件と関係ないかしらん。

安倍首相がルクセンブルク首相と会談 テロ対策連携を確認 EPA、早期妥結へ交渉加速で一致

http://www.sankei.com/politics/news/151202/plt1512020006-n1.html