やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

The velvet Knox Bonnet

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The velvet Knox Bonnet が届いた。

 

いよいよ明後日は卒業式。(哲学博士。テーマは開発学で太平洋島嶼国情報通信政策)

博士用のガウンは友人から借りる事をにしたが、このボンネットは注文。スコットランドの文化。

 

卒業式は年3回くらい合って,自分の都合で選べる。

修士でも論文を出してから数ヶ月の審査があるそうなので、留学生などは一度帰国して、結果が出てから家族で卒業式に来る事もあるそうだ。お金がかかる話だけど。

 

博士を取得する前は既に博士の方達から「博士は違うよ」と言われていたが確かに終了すると違うと思った。それから回りの反応がスゴイ。

偶々博論が通過したニュースを受け取った日、学長宅の夕食会に招かれていたので、その場にいた十数人の教授達から「よくやった!」とハグをされた。皆さんこの博士の茨の道を辿ってきた方達なのだ。その意味を知っていらっしゃるのであろう。

なんとなく通過儀礼を受けて、大人の世界に入ったような気分であった。

 

たかが博士、されど博士。

2つ目(国際海洋法)に挑戦している私はみんなから「頭がおかしい」と言われている。