パラオに日本財団が支援する海上保安センターと、日本政府が支援する海洋養殖普及センターが開設。
箱物は、コンクリートは大事だ。
海上保安センターは、インド太平洋の地政学を知らない「有識者」達が最初ミクロネシア連邦に置くことを決定してしまった。しかしこの地域を知っていれば当然パラオなのだ。
これを動かすのがどれだけ大変だったか。私一人でミクロネシア３カ国の閣僚達の意見調整をした。日本側の「有識者」の一人、産経の千野境子さんからハラスメントまで受けたのだ！羽生さんが女好きだからあなたの意見を聞くのよ、とはっきりいわれてしまった。
千野さんは小さいパラオなんて重要じゃない、と。海洋安全保障、国家の大小ではないんだが。。地政学や法執行能力、政治的立場 etc.
このセンターの案は、もともと豪州のベルギン博士が策定したのだが、豪州外務省がポロっと会議の席で発言したのを日本の国交省の英語力が誤解の誤解を生み、即ち日豪の官僚の頭の悪さが重なって、進んでしまった案件。
美しき誤解だが良い内容なので、勿論私が常にロビーイングしてきました。
http://www.fishengn.co.jp/detail_palaudmle.html
http://www.fishengn.co.jp/detail_palauAQ.html
