やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

2019-02-11から1日間の記事一覧

欧州訪問ーワイマル

ゲーテとシラーの前でアイススケート! 雪の降るワイマル。イエーナの隣にあるとは知らなかった。行こうかどうか相当迷ったが、行って良かった。 再来年がワイマル共和国100周年だ。ワイマールの自由や権利を再考する良い機会かもしれない。 「自由」につ…

欧州訪問ーストラスブールのクリスマス襲撃事件

ストラスブールのクリスマス襲撃事件 パリからフランクフルトに向かう電車がストラスブールの近くで停車した。セキュリティのためというアナウンスであったが後で同時刻にクリスマス襲撃があった事を知った。 ドイツのクリスマスマーケットも怖くて近づかな…

欧州訪問ーライプチヒの太平洋

ライプチヒの旧知の知人に会いに。 Gerd Koch博士の奥様で博物館学芸員。太平洋コレクションを特別に見せていただく。故 Koch博士がトンガの王様の親友であった事は驚きだった。 いっときはドイツで一番豊かだったラプチヒ。その面影はある?お金持ちはその…

欧州訪問ーイエーナのクリスマスマーケット

ドイツ滞在先はイエーナ。科学の町。第九の歌詞を書いたシラーの町。マルクスが博士号を授与された大学だそうだ。そして隣のワイマルは芸術の町、なのだそうだ。 ワイマルが隣だとは知らなかった。ついでにイエーナも旧東ドイツだとも知らなかった。 イエー…

欧州訪問ー黄色ベスト運動のパリを通過

今回パリは滞在せず、そのままドイツへ。黄色ベスト運動の真っ只中。厳戒態勢のはず。 写真には撮れないがここでも物乞いが駅の回りに。 北パリ駅 第一次世界大戦でドイツとフランスの戦いの窓口となった場所。駅で学ぶ欧州の歴史 第一次世界大戦で亡くなっ…

欧州訪問ーニュートンのリンゴの木

ケンブリッジに来たかった理由の一つは、ニュートンのリンゴの木がここにある事を知ったからだ。博論で認識論を議論した時にニュートンののリンゴの話が出て来たので、以前より関心を持ってしまった。 やはり観光名所のようで、写真を撮っていたらおじさんが…

欧州訪問ーパンクラス駅

スリが多いようで警察官が巡回していた。スーツケースを少し離れた所に置いておいたら注意するようアドバイスが。 このエスカレーターは成田に欲しい。 欧州の星、でドーバー海峡横断。あっという間でした。 パンクラスの隣のキングスクロス駅では中国のプロ…

若杉要の米国内コミンテルン活動報告書

欧州訪問をまとめているが、訪問中にもインターネットで色々な情報に触れていた。 その一つが、江崎道朗氏が虎ノ門ニュースで紹介していた、若杉要の報告書だ。 詳細にコミンテルンがいかに米国内で反日扇動活動をしているか報告している。 しかし当時の政権…

豪州のニューカレドニア研究 DENISE FISHER女史との出会い

ケンブリッジ大学で開催されている学会でマルクス、レーニン、ウィルソンの自決権は小国の独立を支持していない等ここ数年で学んだ事を滔々と述べたら、豪州外交官から「貴方面白い事を言うわね」と声をかけられランチを一緒に。 この方です。貴重な情報山ほ…

北朝鮮を支援するニュージーランド

www.interest.co.nz ニュージーランド企業が北朝鮮とイランを支援していたり、麻薬売買に加担していたり、マネロンやってたり、と。 ニュージーランドもオーストラリアもかなりな犯罪国家です。元締めは大英帝国のシティ!

欧州訪問ーケンブリッジ大学の日本研究

同志社と剣橋を比べてはあかんのかもしれないが図書館が圧倒的に ... 大きい。この情報量の違いでは戦争負けるわ。英米を排す、なんて言ったらあかん。 ここでお会いしたい方がいたのですが、後で書きます。 「ケンブリッジ大学図書館と近代日本研究の歩み」…

欧州訪問ー太平洋歴史協会に乗り込む

Pacific History Association 太平洋歴史協会、と言う学会がある。オーストラリア国立大学が中心となった即ち欧米系の集まりである。日本人はいない。いるけど韓国政府から資金をもらっている在日の方で、左翼が好むことを言うと自ら白状する方である。 欧米…

欧州訪問ー初めてのケンブリッジ

初めてケンブリッジ。まずは観光客となって写真を撮る。変な日本語の宣伝見つけ。 ここに新渡戸や、矢内原も来たのかな?同じ景色を見たのだろうか? 美しい建物の足元には「浮浪者」が結構いました。こんなに寒いのに大丈夫だろうか?でも1週間近い滞在の…

Maritime Coordination Center Palau

www.fishengn.co.jp パラオに日本財団が支援する海上保安センターと、日本政府が支援する海洋養殖普及センターが開設。 箱物は、コンクリートは大事だ。 海上保安センターは、インド太平洋の地政学を知らない「有識者」達が最初ミクロネシア連邦に置くことを…

欧州訪問ー米国経由

空港ラウンジでのこのコーヒーは欠かせない U.S. Department of State Bureau of Intelligence and ResearchというところからINR/NIC speaker invitation - China and the Pacific Islands のメールが来た時は驚いた。勿論フィッシングか何かと思っていたが…

スパイ組織トップ同行の豪州モリソン首相USPでのスピーチ

www.youtube.com 1月中旬、豪州モリソン首相フィジーUSPでのスピーチ。36分から。 太平洋と豪州の共通点。same crown 女王様を君主に迎えている。ラグビー。 国連軍派遣でフィジー軍人は既に50名命を落としている。国連軍が派遣する途上国支援になってしま…

中国政府トップ外交官を太平島嶼国に配置

www.sobserver.ws 中国政府は太平島嶼国外交に力をいれており、各大使館、太平洋諸島フォーラムへの出席者は国のトップレベルの経験のある外交官を配置している。 また、加盟国でもオブザーバーでもない太平洋の地域機関への支援も積極的だ。 観光も積極的に…

金亡者のための海洋環境事業

www.nbcnews.com 10代のオランダの男の子が、海洋ゴミを集めるアイデアを発表して、世界から40億円もの寄付を募って開発した機材があっという間に壊れてしまった、というニュースだ。 この事業は当初から海洋の専門家から批判を受けていた。にも関わらずメデ…