ミクロネシアのサブリジョナルの枠組みは、私の2つ目の修論の結論で提案した事である。そして実際に渡辺昭夫先生とミクロネシア支援を強化し、2000年初頭からその動きは開始した。ー ミクロネシア大統領サミットだ。
昨日までパラオで開催された第19回ミクロネシア大統領サミットに米国の代表団が参加。ワシントンからポンペオ国務長官のメッセージが届いた。民主主義の成功者である台湾を支持せよ、という力強いメッセージだ。
先日のインド太平洋軍、デビッドソン司令官の証言と照らし合わせればこれが言葉だけでない、米国の西太平洋地域へのコミットメント、中国への牽制であることがわかる。
http://islandtimes.us/us-says-taiwans-embrace-of-democracy-must-be-supported-internationally/
日本からは鈴木憲和外務大臣政務官が参加。このサミットには2016年まで私が一人、日本から参加していたのである。まさかこんな日が来るとは思っていなかった。
下記のニュースは、パラオだけ、対ベネズエラ政策が米国と足並みを揃えないという、雑音のような内容だ。なぜパラオは米国のベネズエラ政策に異論を唱えるのか?レメンゲサウ政権が親台湾と誤解している日本のインテリジェンスが多いが、実は彼は中国にも近い。ベネズエラの件をよく知らないが、もしかしたら中国の影響かもしれない。
http://islandtimes.us/fsm-rmi-support-guidos-presidency-palau-neutral-on-venezuela-crisis/
75年前のヘイルストーン作戦記念式典のニュース。米国沿岸警備隊によるミクロネシア連邦のEEZ監視強化が確認された。