やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて30年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

<エスパー国防長官パラオ入り真相1>観光のための防衛

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パラオに住んでいる人よりもパラオのことに詳しいと言われている。名誉に思うべきなのか・・

2020年8月27日。たった数時間だったが、エスパー国防長官がパラオ訪問。ここ数週間ニュースをフォローしながら世界の諜報機関と関係者からの問い合わせに追われていた。

きっと10年くらいしたら真相を開かせるかもしれないが、エスパー長官をパラオに入れたのは、ある意味、私なのである。過去数年、何百時間もボランティアで工作活動を行ってきた。この一部を知っている日本の関係者にはよく耳を貸してくださったと感謝したい。

それよりも海外のインテリジェンスの皆さんだ。よく私に連絡してきてくれて情報交換をしてくれた。自分が持っている情報と彼らの持っている情報が、ジグゾーパズルのように絵になっていくのを見るのはスリルだった。

一銭にもならないことに時間とエネルギーを費やして、時々何をやっているんだろう?と自分自身に問いかけることも度々あったが、結果オーライ。

いやオーライ、以上の結果となった。エスパー国防長官、よく決断した!

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今書けることだけ少しずつ書いてみたい。最初は、観光関係者からの問い合わせだ。

「米国の軍事開発で観光はどーなるのですか?」

全然大丈夫だし、逆に今までよりも安心してパラオに行けます。

じゃあ、今までは安心できなかったの?はい。実はそうです。例えばパラオ空港で事故があってもパラオ政府では対応できません。米軍がついていれば安心。

現在でも重病者はフィリピンやグアムに運ばれますがその手配は大変。観光客が重症の事故があってもグアム、横田等々米軍が対応してくれる可能性があります。

そして主に開発しているはレーダー基地ができるアンガウルなのです。その他の軍事施設も観光を支援するものだ、と軍のスポークスマンが述べています。

"For now the airfield will be used to help bring more tourists to the island, as the military does not currently plan on creating a permanent presence on the island nation, a Defense Department spokesman said."

パラオはExpeditionary Advanced Base Operations (EABO) conceptに最適なのだそうで、常駐基地ができるわけではないようだ。だが、軍、情報関係者の出入りは多くなるから日本の詐欺師の皆さんは要注意です。

islandtimes.org