やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて30年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

<エスパー国防長官パラオ入り真相3>恒久基地はできません!

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先の選挙で一票いれさせていただいた国防議連の佐藤正久議員がエスパー国防長官パラオ訪問に関し間違った情報をそのまま流していたので青ざめた。

「米軍基地」とAFPの英語のニュースを日本語に訳したものをそのまま転用されている。

英文オリジナル記事を確認した。

英語はbasesとなっている。複数だ。ちなみに筆者のカレオン女史はよく存じ上げており、フィリピンジャーナリストでご主人がカメラマンの英国人である。安全保障も海洋問題も専門外であるが(というか専門は特になさそうだ)、島情報は現地人ジャーナリストが書けないので彼女がほとんど情報を出している。

パラオの土地制度を知っていれば米軍基地ができる可能性はないし、そもそも米軍の動きを見ていればそのような意向は全くないことはわかる。米軍は弾道ミサイル対応のためにアンガウルにレーダー基地を設置する予定である。

そして以前のブログにあげたように恒久的基地をつくるつもりはない、と米軍スポークスマンは繰り返し述べている。

"For now the airfield will be used to help bring more tourists to the island, as the military does not currently plan on creating a permanent presence on the island nation, a Defense Department spokesman said."

"“DoD’s focus is on access to places from which to operate, not necessarily new permanent bases,” he added."


エスパー国防長官は誰とパラオに入ったのでしょう?マリーンとSeabee。マリーンが7−9月パラオに入ってKoa Moanaというインド太平洋作戦部隊として活動している。


Seabeesはもっと前から西太平洋地域に入っている様子。


Seabees return to Yap: 50 years of good will

Seabeesが同じく第二列島線上ヤップにも入っていた。。昨年米国の若い女性弁護士が島民に射殺された島です。