ドイツまでもインド太平洋政策を発表し、さらに海軍が出てくるという話は、英国のグローバルブリテンと並んで、いやそれ以上に関心を寄せていました。
中国とドイツの関係も気になっていますが、今回のフリゲートバイエルンのインド太平洋航海では、北京がその寄港を拒否。オーストラリアのパースとダーウィンにかなり長めに滞在しているのはそのせいか、それとも期待以上の歓迎を受けたから?と色々想像してましたが、やっとオーストラリアを離れるバイエルンが次に寄港するのが・・・ナント!
パラオ でした。
パラオはドイツ領だったのです。日本委任統治領に引き継がれましたが、「委任統治」の国際法議論の中でその主権はドイツにある、という主張がありました。日本統治時代もドイツ人は何人かミクロネシアに残っていました。
パラオの人々はドイツ語をあっという間に覚え、ドイツ語で文通もしていたそうです。さらに島内政治に植民者ドイツ人を利用して、権力を確立するなど、今も目の前で見る逞しさが当時からあったのです。
バイエルン、パラオでどのような歓迎を受けるのでしょう?共同演習はあるのでしょうか??
ドイツのパラオ植民。ヒーゼル神父の文章を機械訳だけしてあります。