やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ニューカレドニア3度目の住民投票の結果いかに?

今日は、ニューカレドニア独立を巡る3回目の住民投票の日。しかし独立派は投票しない姿勢を。これも複雑な話です。
機械訳から要点を下記にまとめます。
 
---
ニューカレドニアの独立派グループは、今日の住民投票の結果に抗議して棄権する予定だと発表した
ニューカレドニア人は、エマニュエル・マクロン大統領(左)が率いるフランスへのコミットメントを再確認するよう求められている。
ニューカレドニアの人々は、フランスからの独立を望むかどうかについて、今日行われる3回目の最終的な住民投票で意見を述べることになるが、今回は独立支持者が現れる予定はないという。
先住民族であるカナックの人々は、大部分が独立賛成派だが、9月に起きたデルタ事件の急増を受けて12ヶ月間の喪に服しているため、棄権を決めた。
では、なぜこの住民投票が大きな問題なのか?そして、この結果がオーストラリアにとってどのような意味を持つのか、また、どのような可能性があるのか。そして、その結果がなぜオーストラリアにとって重要なのか?
「ソロモン諸島で起きたことがニューカレドニアで再現されるとは言えませんが、...何らかの不安があるというリスクはあり、オーストラリアは何が起きているかに注意を払い続ける必要があると思います」。
選挙で選ばれた市議会議員であり、Mont-Doreコミューンの投票所の代表を務めるCarl N'guela氏は、フランスに留まることに投票するつもりだと述べた。
30歳の彼は、その理由を「挙げればきりがない」としながらも、フランス国籍やフランスのパスポートの利点、フランスの警察や軍隊による安全保障、教育や医療サービスへのアクセスの良さなどを主な理由として挙げた。
ニューカレドニアにはフランス軍の基地があり、世界のニッケル鉱床の4分の1を占めています。
「ニューカレドニアは、フランスのインド太平洋戦略における太平洋の側面の鍵を握っている」とダヤン氏は言う。
「ニューカレドニアを失うことは、太平洋におけるパリの発言力を弱めることになります」。