やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

2018-03-20から1日間の記事一覧

山本草二先生の国家管轄論

矢内原や新渡戸の植民論は、できれば触れたいが、そんなに今書いている博論の重要部分ではないので、どんどん読めてどんどんこのブログにメモできる。 しかし、博論関係となると筆が進まない。パソコン叩くのが進まない。思いっきり躊躇してしまう。 博論で…

矢内原の帝国主義研究

自決権の向こうにあるのが植民主義であり、帝国主義であり。。 矢内原は帝国主義についても色々書いている。リストアップだけして後で読みたい。 目次に「帝国主義」と書かれたものを拾った。 第1巻 植民及び植民政策(索引には10頁に渡って) 植民政策の…

読書メモ『南洋群島の研究』矢内原忠雄ー情報戦争に参加しない学問

矢内原忠雄全集第3巻に『南洋群島の研究』が入っている。 この中の第7章第4節が委任統治、である。(全集1963年、398-406頁) 1940年に出版された矢内原忠雄の『南洋群島の研究』英文 連盟規約第22条、委任統治の説明と、満州事変勃発に続く日本国内の「…