南半球から北半球への長い移動時間、時々いい映画に出会う。
加賀まりこの「泥の河」も忘れられない、が宮﨑あおい、大竹しのぶの「オカンの嫁入り」がヨカッタ。
母娘二人暮らし。夫々に重い過去がある。娘は職場の同僚からセクハラ、暴力を受けた。しかし会社がかばったのは加害者の方。
会社を辞め、トラウマを引きづりセクハラ現場の電車に近づけない。
そこに母(大竹)が金髪の男を連れて来て結婚する、という。
悲しいストーリーが続くが、大家のおばさんや回りの人たちの暖かさが支えてくれる。さりげない優しさ、長ーく続く思いやり。これが大切。
ゴールデンウィーク特別上映。
4/29東部文化会館、4/30 呉竹文化センター、5/1西文化会館ウェスティ、5/2北文化会館、5/3右京ふれあい文化会館。
傷ついてしまったらどう生きるか、傷ついた人にどう接するか、そんなことを考えさせられる映画。
おススメです。
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