数年前、京都の白川沿いを歩いていたら偶然映画の撮影現場に出くわした。
どの映画かずっと気になっていたがやっと見つけた。
物語がない、物語。
撮影場所は京都だけど誰も京ことばを話していない。
古いもの、といば銭湯くらいだ。お寺も神社も出て来ない。
ただただ、鴨川と白川の流れで京都をミセル。
そして、水がいのちのお豆腐、コーヒー、水割りが出て来る。
そんな京都の切り口も面白い。
京都に川がなければ1300年の歴史は重苦しいものになっているだろう。
何時間もかけて撮影したでろう部分は数秒しか写っていなかった。
映画を作るって大変だな。