やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

BLUE MARBLE – The Pacific in the post-2015 development agenda

バヌアツにPacific Institute of Public Policyというシンクタンクがある。

若干30歳前半だったアイリッシュ系オーストラリア人、デレック・ブリエン氏が創設した組織だ。

良質のペーパーや、会議を開催しており、注目している。

このブログでも時々引用させていただいている。

さて、このPIPPが2015年に期限を迎えるMDGの後の事を考えようよ、とBLUE MARBLE – The Pacific in the post-2015 development agendaテーマを打ち出している。

MDGは世界の多様な問題を十把一絡げにした傾向があるが、太平洋は「海」という特有の問題を抱えているので、今から2015年以降の世界課題になるであろう、postMDGを検討しようという試み、と理解している。

下記が最初のペーパー。

BLUE MARBLE – The Pacific in the post-2015 development agenda

http://www.pacificpolicy.org/wp-content/uploads/2013/05/DP-24-BLU-130430.pdf

それからこのペーパーで出て来るティム・ジャクソン\教授(Prosperity Without Growth,の著者)のTED講演が下記。

http://www.ted.com/talks/lang/ja/tim_jackson_s_economic_reality_check.html

新しいものを次々と買い求める消費者行動。

子供を観ていると、人類学的に世界的に今昔共通のような気がする。

ここはやっぱり、老子荘子

お母さんはもっぱら中古洋服で間に合わせています。