右がレゲンバヌ大臣、左がソマレ閣下のご令嬢でPacific Institute of Public Policyの副所長ドルシアナ・ソマレ女史。写真はPIPPから
島と海のネット総会準備作業進む その2
4月の国連防災会議に参加したキリバス共和国のトン大統領。
笹川会長に面談を申し込まれたのだそうだ。
それで、当方は羽生会長から緊急の指示をいただく羽目となった。
笹川会長とトン大統領の面談の内容は誰も教えてくれないので、キリバスの知り合いに聞いてみた。
「笹川会長の器の大きさにトン大統領始め一同感動しました。」
という返事をいただいた。笹川会長は何を話したのであろうか?
それにしても自分の親分が褒められるのを聞くのは、素直に嬉しい。
「島と海のネット総会」にはキリバス共和国大統領が参加される予定です。
それだけではない。バヌアツのレゲンバヌ大臣の参加も確実なった、と先日事務局から報告いただいた。
レゲンバヌ大臣、海底資源開発に関して太平洋島嶼国で始めての政策を策定している政治家である。しかも彼の父親は1988年の「太平洋島嶼会議」に教育大臣として参加したセシー・レゲンバヌ閣下。独立の志士の一人でもある。
笹川良一、笹川陽平両会長が作られてきた、太平洋島嶼国との絆を、繋ぎ、紡いでいく事が、当方の役割である事を、昨年笹川会長から言われ始めて気づいた。
なので、レゲンバヌ大臣とも連絡を継続し、昨年のサモアのSIDSでは寺島常務にご紹介させていただいたのだ。
改めて言うとパプアニューギニアの独立は笹川会長の支援なくては有り得なかったのである。(このことはソマレ閣下の自伝を読んで始めて知った。)
1988年、笹川平和財団主催の「太平洋島嶼会議」に参加した首脳の次世代が、今太平洋島嶼のリーダーとなりつつある。