やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

Palau as a Marine Sanctuary - Press Conference

ハワイでいっしょだったパラオ大統領補佐官がこれからNYに行くと言っていたのは、これでした。

Palau as a Marine Sanctuary - Press Conference

レメンゲサウ大統領、EEZ商業漁業禁止案を進める様子だ。これが7月のパラオで開催されるフォーラム総会のメインアジェンダにつながる様子だ。

http://webtv.un.org/watch/palau-as-a-marine-sanctuary-press-conference/3152796536001/

セッションのアジェンダはこちら 

http://www.un.org/webcast/pdfs/ocean140204pm.pdf

イタリア、Globa Partnership Forumと共催のようだ。

なんで共催者がイタリアなの?衛星監視システムを売り込もうとしている気配も?

Globa Partnership Forumというのもどういう組織かよくわからない。バフェット財団が創立者の一人にいる。もう一人の創立者はイギリスの会計士。

豪州ビリオネラーのドローンといい、ハワイの無人海上監視艇といい、パラオ大統領の提案は海洋監視システムを開発している業者には、新たなマーケットを開いてくれる、と言う意義があるのかもしtれない。

ビリオネラーにとっては新たな投資案件。しかも小国支援、環境保護という美名のフィランソロピーにもなる。

2月4日のレメンゲサウ大統領のスピーチはこちら。

204801635-President-Remengesau-Keynote-UN-Address.pdf