昨年琉球大学の学長に就任された大城肇学長の第一弾の事業が琉球大学サテライトキャンパス。
文科省の補助金を得て、那覇、宮古島、石垣島の3カ所にサテライトキャンパスが設置された。
プレス発表資料によると自治体職員の政策形成能力強化や学び直しの機会拡充を提供し、大学と地域が結びついた学びのコミュニティモデルを提供する、とある。
そのプログラムも魅力的だ。
「海洋の科学』という15回の講座もある。講師は海洋地球物理学の松本剛教授。
週一回、19時40分から1時間半の授業で、社会人も参加できる。
3日間の講座でジオガイド認定試験を最終日に設定した、座学、野外巡検、ガイド実習を組み合わせた講座もある。
多くの離島を抱える沖縄。
1950年に設置された琉球大学。その65年の歴史の中で初めて離島を対象とした事業である。
これも離島の離島、鳩間島出身の大城肇学長の視点だからこそであろう。
このサテライトキャンパス、今後も増やしていく予定だそうだ。
プレス資料
http://www.u-ryukyu.ac.jp/univ_info/announcement/data/press2014032801.pdf