レオ、お願いだから目を覚まして!
俳優としてのレオ•ディカプリオファンとしてはもう見ていられない様相になってきました。
日本を訪ねたレオ•ディカプリオはパラオの後か前、インドネシアに入っていた。
そこで、熱帯林保護活動とそこに住むオラウータンなどの動物を守る地元NGOと交流し、自分のSNSにメッセージを掲載。
これが、インドネシア政府の知るところなり、国外追放、移民局のブラックリストに乗ったというニュースが流れた。
"Indonesian Ministry Threatens to Deport Leonardo DiCaprio"
THURSDAY, 31 MARCH, 2016
世界の約半分のパーム油が生産されているインドネシア。しかもディカプリオが訪ねたのは分離独立運動の動きがあるアチェ州だという。
(「ディカプリオがインドネシア強制退去!?政府の思惑とは?」を参照させていただきました。http://chuzaisince25.jp/archives/1516)
それだけではない。
ディカプリオを迎えたアチェの環境団体を調べると米国NGO、Global Conservationに繋がるのだ。
March 29, 2016
LEONARDO DICAPRIO VISITS LEUSER ECOSYSTEM - SUPPORTS NEW MEGAFUANA SANCTUARY
http://globalconservation.org/news/leonardo-dicaprio-visits-leuser-ecosystem-supports-new-megafuana/
Wikiによるとこの組織の創設者はJeff Morganというコンピューターの国際営業マン。数十億円のお金を手にし Global Heritage Fund を創設する。そして今回ディカプリオを招いたであろうGlobal Conservationも設立。
しかし、同組織のウェッブにある彼の経歴を見ても、環境や開発問題の専門家ではない事がわかる。
ちなみにディカプリオ財団のの理事の面々も専門性が全くわからないプロフィールである。
お金持ちが、コンピューター営業マンが、俳優が、片手間で手をつける案件ではない!
あの開発経済の専門家ジェフリー・サックスでさえ大失敗してビル•ゲイツからも見放されている。
繰り返すが、俳優ディカプリオの問題は、複雑な環境と開発の問題を知らない、世界の愚衆を間違った方向に導いてしまう事だ。
参考「サックス氏の貧困撲滅策が失敗した理由 ー 私たちはプロジェクトへの投資を見送った」