やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

王様がパスポートを売り、大統領が麻薬を売る(2)

(この「王様がパスポートを売り、大統領が麻薬を売る」シリーズ。島嶼国の政治家叩きではありません。私が島嶼国の政治家であれば同じ事をしていたでしょう。小島嶼国がサバイバルするにはそうするしか方法がないのです。しかし、少なくとも日本外務省知っていないと、と思い書く事としました。)

島嶼国が越境犯罪の巣窟、楽園である事を議連勉強会で話させていただいたが、米、豪、NZ等々は百も承知の事実のはずである。

グアムに駐在するU.S. Secret Service Agentがパラオ入りしたとのこと。

U.S. Secret Service Agentって大統領の警備だけではないのか。

G7 の24時間7日間体制の太平洋におけるハイテク犯罪ネットワーク拡大のためにパラオに、大統領に会いに、いや公式にはパラオ政府の関係組織との協議のため来訪。

昨年の大統領選中に様々な情報源からレメンゲサウ大統領が何をしているのかある程度知っている当方にとってこの写真、怖い。