"He (Koizumi) was speaking alongside Christiana Figueres, an architect of the 2015 Paris Agreement to curb global warming, who had invited him to meet various companies and banks aiming to accelerate investment in clean energy projects in Asia.”
ロイターの英文記事を初めて読んだ。
セクシー大臣を誕生させたフィゲレスおばちゃんは、なんと小泉環境相をアジアのクリーンエネルギー事業に投資する銀行、企業に会わせるために、わざわざ招いたのである。
すなわち環境省がそういう予算を持っているということであろう。そしてその背景には世界の中央銀行のネットワーク、Network for Greening the Financial System (NGFS) が。。。
Network for Greening the Financial System (NGFS) は世界の42の中央銀行から構成され、日本は金融庁がメンバーになってる。主導するのがMark Carneyイギリス総裁。前職はゴールドマン・サックス幹部。少なくとも2015年にはフィゲレス女史と手を組んでいる。
Network for Greening the Financial System (NGFS)の概要
Mark Carneyイギリス総裁が国連気候変動会議で述べたことをオーストラリアの保守言論人 Alan Jonesが批判。Carneyは気候変動を守らない企業は生き残れないと脅かし、130の銀行に署名をさせた。これら銀行マンはみなさんゴールドマン・サックスの関係者であり協力者はゴア元米国副大統領、ターンブル元豪州首相であるとジョーンズは指摘する。 (see Alan Jones comment of the 9th Oct. 2019)
今オーストラリアは長引く干ばつで農家が大打撃を受けている。政府は気候変動に予算はつけても農家の被害には十分対応していないことが批判の背景にある。
And basically, he(Mark Carney) was threatening the livelihoods of businesses across the world if they don’t toe the line on Climate Change.
“Firms that align their business models to the transition to a net-zero world will be rewarded handsomely. Those who fail to adapt will cease to exist.”
トランプ大統領のパリ協定離脱スピーチでは、誰も１０兆円の使い方わからないだぜ、と言っていましたがゴールドマン・サックスとフィゲレスおばちゃんはちゃっかり、しっかりそのお金の行き先を考えていた、ということではないか？
セクシー大臣誕生の背景には日本の金融庁を含む世界中央銀行の存在があったわけだ。 気候変動ってやっぱり金、金、金？
