気候変動で島が沈む!と一番に主張しているマーシャル諸島のDeBrum元外務大臣、気候変動大使を務める。
国際船舶が排出する二酸化炭素は2050年までに気候変動の原因の5分の1を占める可能性があるのだ。この事を抗議しにDeBrum閣下がIMOに乗り込んだところ、自分の国の席に知らない人々が座っていた!
彼らはマーシャル諸島から11,000㎞も離れた米国本土、バージニア州の船籍登録会社の人々であった。マーシャル諸島は世界で2番目に多くの船籍販売を行っている国家である。
現在マーシャル諸島の登録会社には45000社が登録。法人税を払わなく良い条件になっている。
タックスヘイブンだ。
この中に船舶会社もあるという事であろう。
まさか、小島嶼国の脅威、気候変動を自ら作り出しているとは!
違法操業も便宜置籍船を利用しているケースがある。これも小島嶼国が原因。
他にテロリストや、中国から北朝鮮へ物資運搬も、これはパラオ船籍の中国船だ。
マーシャル諸島の、実際には米国の登録会社の存在や、その会計自体も透明性に問題がある事が記事に書かれている。
The tax-free shipping company that took control of a country’s UN mission
Published on 06/07/2017, 1:08am
このマーシャル諸島の便宜置籍船ビジネス。
始めたのはブッシュ大統領の友人で、自由連合協定交渉者にして大使だったフレッド・ゼダー二世。下記のブログに以前書いた。
米国は、植民地であった小島嶼を次々とタックスヘイブンの国家に仕立て上げた英国を見習っただけであろう。