これも絶版で手に入らず、図書館に返す日が来た。手元に置いて再読したい本。
目次だけ写メをコピー。
坂本茂樹教授と真山全教授のご推薦をいただいて日本国際法学会に昨年から入会している。で、この学会がそんなにすごい歴史を持っているとこの本で始めた知った。学会誌の創刊日は1902年紀元節2月11日、なのだ。
特に衝撃的だった箇所は立作太郎博士が戦争に反対する立場で、靴を自分で脱げないほど憔悴して亡くなっていったという事実。一又氏は連盟の東京事務局におり、その頃の立博士を目撃している人物なので記述は生生しい。
キリスト教の価値観をもったヨーロッパ公法を世界の法にしたのは、日本人ではないか? 安井郁が出て来なかったのが残念。 戦争を支持してた国際法学者で「大東亜国際法」を策定。戦後はチュチェ思想の指導者となった人物、らしいのだ。