2017-07-09から1日間の記事一覧
カール・シュミット『陸と海と 世界史的一考察』の目次11−20を下記にまとめる。 アレキサンダー大王とローマの植民地拡大はヨーロッパの空間革命を進めたが、ローマ帝国崩壊後はヨーロッパの空間の暗黒化と陸国化が何世紀も続く。その中で北部・中部イタ…
アメリア・イアハートの件は、まだ議論が続いていて、気になっていたが、今回再燃した日本軍による処刑説を否定する記事が今日、7月9日付けで出た。 日本人の青木富貴子さんというイヤハートの本を書いた方にインタビューしている。 Amelia Earhart Capture…
まずシュミットは人間は陸を踏み歩む動物であり、その大地こそ本質的人間のエレメントであると定義する。興味深いのはポリネシア航海者を引用し「かれらには、大地から獲得されたわれわれの空間と時間についての観念は無縁であり、理解しえぬもの」(p. 12)…