政権交替で日本からの閣僚参加は期待していなかったが、間に合ったようだ。
山口壯外務副大臣が先週ニュージーランドで開催された太平洋諸島フォーラム総会に参加した。
外務省のホームページもいつもより情報が豊富だ。しかも「日本は太平洋島嶼国と太平洋を共有する海洋国家」としっかり述べている。
外務省に諦めず提言してきた甲斐があった。
山口副大臣は兵庫出身で元外務省職員。国際政治学博士でもある。
今回の総会には米国からナイズ米国務副長官,キャンベル米国務次官補始め50名の高官が参加している。日米協議もあったようだが、安心して任せられるバックグラウンドだ。
笹川平和財団が20年前から進めているが、「米国が関与を強化している太平洋島嶼国地域での日米協力も強化していきたい」と米国に対し述べたようである。(そうだ、その通り!日米同盟は非軍事分野+太平洋島嶼国で推進せよ。)
海洋関連では沈船問題が取り上げられた。下記外務省ウェッブから引用
「ミクロネシア連邦は,第二次世界大戦中に沈没した船からの油漏れによる環境汚染に対処すべく,国際社会に対し支援要請を行っている。国際社会がこの要請に前向きに対応することを期待。我が国としても,環境問題として,どのような支援が可能か検討していきたい。」
米国はさらなる不発弾等の戦争処理も検討しているらしい。
キリバスには日本の大きな大砲が至る所に残っている。勿論パラオのペリリュー、パプアニューギニア、ソロモン諸島もだ。この分野も遺骨収集含めここも日米で協力して欲しい。早速提言しよう。
参考ウェッブ