この週末はレーニンを読みながら、クロマグロのブログを書いていた。 「馬鹿の一つ覚えー水産庁叩き」の話をここで書いておきたい、と思ったからである。 全く異次元の話のよう見えるが、レーニンのプロパガンダとして広まった Self-Determination、民族自決や、反帝国主義、反植民地主義がクロマグロ管理にも関連しているのだ。 小島嶼国の存在自体が、即ち広大なEEZを開発も管理もするキャパシティのない小国がそれを持った背景が、民族自決であり、反帝国主義、反植民地主義なのだ。
クロマグロのような高度回遊魚は、近海魚と違って、宇宙の権利や海の権利と言った誰にその権限があるか、微妙な存在なのである。太平洋のEEZを保有する太平洋島嶼国はその権利を主張するが、漁業資源を開発し、管理するキャパはない。日本がODAで散々支援してきたが、魚用冷凍所はバスケットボール練習所になっていたりする。
なにやらレーニンの亡霊と闘っているように思えて来ました。。