2008年から始めた博士論文。
仕事をしながらのパートタイムで継続し、昨年末にようやく完成し提出した。
あれから9ヶ月。一昨日審査員3名から承認のレポートを受け取った。
もうこれで博士確実なのだそうだ。
昨年末に提出した後、超えなければならない山がいくつかあった。
指導教官が急にいなくなったのである。
新しい指導教官は英語のミスを多々見つけhisoryの前は a じゃなくて an よ、とか、引用文が長いから短くして自分の言葉に書き換えなさい、とか。内容ではなく主に英語標記の修正の指示が。。
日本語の修正であればすぐできるだろうが、英語の校正は地獄の日々。投げ出したくなる気持ちを抑えて、地道な作業を終え再提出した。
匿名の3名の審査員が、大学内、大学外、海外から選ばれ、数ヶ月かけて内容を審査。これは英国式で、米国式は審査員が全員大学内から選ばれる。
公正さから見れば英国式の方が上、との見解もある。
しかし時間がかかる。結果を待つ数ヶ月も精神的に大きなプレッシャーを感じた。
一昨日、博士論文として十分な内容であり承認する。加えて、ここが良い、悪いと書かれたレポートを受け取った。
大学内では、指導教官ではなく独立したcovenorが最終判断をするのだそうだ。
論文のタイトルは
"Possibility of Telecommunication Universal Service in the Pacific Islands; Case studies of Vanuatu, PEACESAT and USPNet"
来年の春には晴れて「早川博士」が誕生するはずです。
乞うご期待!