やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

神武の海洋安全保障政策(5)鞆の浦

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神武東征の足跡を追う旅。 神戸をフェリー出て門司経由で下関へ。 帰りは新幹線で途中鞆の浦に寄った。

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ポニョの鞆の浦である。

日本初の国定公園の鞆の浦である。

坂本龍馬の、神功皇后のそして神武の、そして昭和天皇も愛された鞆の浦である。

波は穏やかで、小魚がたくさん取れるのだそうだ。 神武東征のずーっと前から人は住んでいたのだろう。神武が来た時どのように対応したのだろうか? 神武の事は聞いていたであろう。また神武もこの鞆の浦の事を事前に知っていたであろう。 瀬戸内海と関門海峡の海上貿易ルートはそのままコミュニケーションネットワークとなって多くの人、モノ、情報が行き来したのではないだろうか? 神武東征とは、すなわち日本の始まりは貿易ルート開拓を目的とした海洋安全保障構築から始まったのではなかろうか?

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