トランプ大統領が4月26日に署名した1906年制定のAntiquties Act. (遺跡保護法)見直し令。 日本の海洋政策、水産外交、BBNJの議論にも非常に重要だと思うのだが,誰も動いていなさそうなのだ。
追っているのは私だけ?
もしかしてこのブログだけ?
まさか! 追うだけではなく、米国政府に内政干渉ではなく、情報提供しております。 太平洋に26年も関わっていると共和党も民主党にもお友達がいる。 今回、トランプ大統領、そして内務省長官となったライアン・ジンキ下院議員と共に動いているのが米領サモアのアマタ議員で、知り合いなのだ。サイパンも同様で知事がこの遺跡保護法を根拠にブッシュ、オバマ大統領が制定した巨大海洋保護区に反対している。 早速、当方の指導教官、坂元茂樹教授から教えていただいたUNCLOS62条の件を、ここ数ヶ月の間に学んだUNCLOS成立の背景と共にお伝えした。
さらに、メガ海洋保護区に関する批判的学術ペーパーも一言説明を加えながらお渡しした。 ニュージーランドマオリが、ケルマディック保護区の件で、余計な事をしたピューに謝らせたのも伝えました。(これ意外と皆さん知りませんね!重要なのに。)
安倍総理がトップとなっている内閣総合海洋政策本部の報告書にもパラオの例を引いてメガ海洋保護区の問題が指摘されている事も勿論伝えた。 日本大使館の方が関心があれば、Aumua Amata 議員のワシントンD.C.オフィスに是非来て下さい、とのことです。このブログは外務省も水産庁も広く読んでいて下さっているそうなので書いておきます。 日米の水産協力事業にならないでしょうか?? 来年の島サミットへむけたセキュリティダイアモンド構想の目玉事業に?島嶼国の海洋管理をどうするか、という話だと思います。