これも「風が吹けば桶屋が儲かる」、若しくは「頭隠して尻隠さず」みたいな話である。
オバマ政権が広大な米国の太平洋にあるEEZを商業漁業禁止にしたため、ツナ缶詰工場が唯一の産業である米領サモアがその工場を維持するために、なんと中国からマグロを輸入しているとうのだ。(しかも「あの」ルエンタイだ)
中国の脅威とは何か?<タンホールディングスとルエンタイの例>(追記あり) - やしの実通信
今までは米国の漁船が取っていたのにオバマ政権のメガ海洋保護区制定でもう取れなくなってしまった。海洋保護の美名の下に。。問題は中国はどこでどうやって、すなわち合法にマグロを取っているのかどうか、だ。中国の漁船が公式に申請した漁獲量の12倍も違法に取っていることは欧州議会が暴露し、米国議会が確認している。
なんかおかしくないですか?
上記は米領サモアのアマタ議員選挙キャンペーンビデオ。オバマ政権の海洋保護区反対。マグロを取りながら持続可能な開発はできる、と訴えている。そうなんだよ。民主党政権と環境NGOにマグロの卵の数教えてあげた方がいいよ。
米領サモアに缶詰工場を紹介したのは彼女のお父さん、Peter Tali Coleman. アイゼンハワー時代に米領サモア知事だった。