昨日緑の党の原点がナチスであると、切手専門家の内藤陽介先生が、チャンネルくららで言っていたのを偶然聞き、急遽ウェッブサーフィンしたら下記のペーパーを見つけた。
保坂 稔、長崎大学総合環境研究. 2008, 10(2), p. 15-23
http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10069/21491/1/KJ00005072955.pdf
シーシェパードやピューだけでなく、デカプリオやマグロが絶滅するとフェイクニュースを流す日本のジャーナリストが、なんとなく、ナチスっぽいと感じていたので、えらくナットクしてしまった。
まだ上記の保坂稔氏のペーパーしか読んでいないし、ナチスという扱いづらいテーマなのでどう展開するかわからないが、興味深い議論として留意したい。
海洋保護の議論の中で誰が、何から、何を守るのか?という問いをいつも感じている。
例えば海洋保護区は方法であって目的でないはずなのに、保護区制定自体が目的となってしまっているように見えるのだ。
そしてピューのFacebookに出て来るコメント。
マグロを虐殺する日本人は悪魔だ! 3つ目の原爆を日本に落せ!
こんなのばかりなのだ。そしてピューはわかっていてそれを煽るのだ。
マグロ保護を環境NGOと共に訴える島嶼国は、もちろん水産資源管理の事を知らないし、できない。そして自ら犯罪行動をしている。(例えばクック諸島の漁業大臣の汚職事件)
それからここは想像なのだが、ドイツの、ナチスの環境保護の思想の背景に、アジアの、日本の、そしてもしかしたら新渡戸の環境思想が反映しているのではないか?国際環境NGOの元祖IUCNもその思想の背景に新渡戸がいるような気がしている。多分、妄想だと思うが。
それからダーウィンの進化論、反ユダヤ、そして疲弊したドイツの、またヨーロッパの経済。飛んでアメリカの開拓。それが今トランプ大統領が変えようとしている遺跡保護法の濫用。。。