中国に招かれた某太平洋島嶼国の某閣僚との会話。
「リエコ、スゴイ美人なんだよ。その人がご飯をサーブしてくれたりする。とにかくスゴイ美人なんだ。」
と美人美人と5回位繰り返した。
「美」とは主観的価値である。定性評価。
「ふん、私だって見る人によっては美人という評価も有り得る。未だ言われた事はないが。」
その閣僚。なんとか私をがっかりさせたいのか、なんなのか、しつこく続ける。
「美人なだけじゃないんだよ。背が高くてスラッとしてるんだ。本当に近寄りがたいくらい奇麗なんだよ。背が高くて痩せてて、スタイルが。。」とこれも5回位繰りかえした。
自慢ではないが高校の時のあだなはドラえもん。段々気分が悪くなってきた。
「この閣僚、もう二度と助けてやらん!」と心に誓い無視する事に。
「それでね、ホテルの部屋に戻るとドアの下からすーっと封筒が差し出される。中には数百万円入ってるんだ。」
えっ!それは聞いた話?それとも経験した事?そしてドアの隙間からすーッと入ってきたのは封筒だけ?
まあ、色々聞きたかったが愉快な話でもないので、話題を変えた。
ハニトラって本当にあるんだ。そしてそれを愚かにも自慢話にする男は世界中にいるようだ。
島嶼国の閣僚に話す情報が中国や色々な国に筒抜けになる事も覚悟しなければならない。