今回の島サミットで安倍総理と共同議長を務めるトゥイラエパ、サモア首相は1988年に笹川良一氏に引き連れられ、他の首脳と共に北京を訪問している。
中国と太平洋島嶼国を関係を強化したのは笹川平和財団であった。
私が担当した91年からは中国のことは関係しなかったが、台湾との事業の可能性が出てきた時に関さんという当時の事業部長が台湾はだめだ、と。 その結果を運営委員に回覧したら、えらく怒られたのだが(なんかまずい判断だったわけだ)笹川陽平氏は台湾との事業は何の問題もない、との回答であった。
財団の対中国の姿勢は、私の認識では「牽制しつつもエンゲージする」ではないかと想像しているが、これは笹川会長に聞いてみたいことだった。 この天安門事件前年の北京訪問も公式な情報である。黙ってろとか言われた事はない。
それに笹川平和財団が北京に連れて行かなくても中国は太平洋島嶼国に勝手に進出していたであろう。
それにしてもこのビデオ重要だな。