「あの」カート・キャンベルがトランプ政権を絶賛している。
2008年ミクロネシア海上保安事業が始まった時、「あの」クリストファー・ヒルから国務次官補で思いっきり嫌味のこもった手紙をもらった。
ヒルの後に来たキャンベルはヒラリー長官のアジア回帰の一貫でアイランドホッピングを開始。私はずっとフォローしていた。
何故ならばミクロネシア海上保安事業は日米同盟の一貫なのである。そうでなければならない。単なる海保と国交相の利権、天下り先支援事業ではない。
キャンベルが過去の米国の中国対策、政策は間違っており、トランプ政権は正しいとこの論文で述べている。但し、中国を孤立化させ、弱体化させてはいけない、と。米国は十分過去の経験から学べる、と。
キャンベルがトランプ政権を支えるポジションにいてくれるといいのに。太平洋島嶼国のためにもなるであろう。
「対中幻想に決別した新アプローチを ―― 中国の変化に期待するのは止めよ」
カート・キャンベル、イーライ・ラトナー
フォーリン・アフェアーズ・リポート
2018年4月号