このブログで2010年から「フランスー太平洋Vin」という項目を設けて仏領太平洋の事を取り上げてきた。
そして昨年古屋圭司衆議院議員が会長をつとめる議連勉強会で2回も講演させていただいた際、この仏領の、即ち広大なフランスの管轄権が及ぶ太平洋の海域の事も強調した。
今日、その成果を見る事ができた。
安倍総理が第8回島サミットで、そしてTICADでも、国連演説でも取り上げた数千年前のインド太平洋を渡ったバナナの交易。バナナは仏領ポリネシアのタヒチ、ニューカレドニア、そしてマルケサス諸島からハワイまで運ばれたのです。「自由で開かれたインド太平洋」にバナナを運んだオーストロネシア語族には「タブー」(元はポリネシア語で英語になっている)という概念があり一定のルールの下の「自由で開かれた」空間であったことも忘れてはならない。