やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

米太平洋空軍司令官ケネス・S・ウィルズバック大将ーパラオ入り

パラオにどんどん米軍が入ってきていることはブログで、FacebookでTweeterで知らせてきた。昨日はいよいよ米太平洋空軍司令官 ケネス・S・ウィルズバック大将がパラオ入りした。ニュースより先に在パラオ米国大使館が映像を出し、また大統領記者会見の模様も公表された。

2008年、ミクロネシア海洋安全保障事業を一人で立ち上げた。慶應大学の中山という教授が私に「あの事業は渡辺昭夫先生と菊池勉先生が立ち上げた」と大嘘を言われた時、深く傷ついた。私の2つ目の修論指導教官、渡辺昭夫先生には詳細を報告しながら進めた背景はあるが、菊池先生は微塵も関与していない。

ミクロネシア海洋安全保障事業は全て自分の判断だった。その私の判断を受け入れてゴーサインを出した笹川陽平と羽生次郎氏には感謝したことは事実だ。しかし彼らは私が何をしようとしているのか理解できなかった。

それは日米同盟を動かす、ということであった。具体的に言うと日米でミクロネシア地域を守る、ということだ。渡辺先生には「樋口レポートのリベンジは私がやります」と宣言していた。

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米太平洋空軍司令官ケネス・S・ウィルズバック大将

 

昨年8月のエスパー前国防長官パラオ入りの直後ケネス・ブレースウェイト 元アメリカ合衆国海軍長官もパラオ入りし、下記のコメントを残してる。パラオ前政権閣僚が並んだテーブルで何が話し合われたのか?意外に思われるでしょうが、今ミャンマーで、ニセコで起こっていることと共通する。中共マフィアによるカジノを含む、サイバー犯罪だ。

"The United States understands that, we welcome that –it's been kind of lonely at the top to be honest, since the wall fell in Berlin (in 1989).

"But while we welcome the new order it has to be by the same rule of law that all of us live by.”  US Secretary of the Navy Kenneth Braithwaite 19 Oct. 2020, Koror, Palau

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