やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

COP26:パラオウィップス大統領の爆弾を島に落とせという本当の意味

 「太平洋島嶼国パラオの大統領は、Cop26サミットにおいて、気候危機とパラオの伝統的な物語である「巨人に成長した少年が成長を止めず、すべての天然資源を枯渇させた」という話に類似性があると述べました。Surangel Whipps Jr.氏は、この物語が今日の気候危機を「不気味に思い出させる」と述べています。また、島国の環境への影響について、「ゆっくりとした痛みを伴う死に尊厳はありません。私たちの島々を爆撃した方がいいかもしれません」と付け加えました。」

以上は機械訳です。さて大統領の「島に爆弾を落とせ」という箇所は、実際に米仏英は落としていますので、相当政治的な意味深のメッセージである事は太平洋の歴史を知っている人が気づくでしょう。
The above is a google translation. Please let me know if it is wrong. Now, the phrase "drop bombs on the islands" is a message of considerable political significance, as those who know the history of the Pacific will realise, since the US, France and Britain did indeed drop bombs on the islands.
 
英米仏は1960年代から太平洋の原子力爆弾を落とし続けてきました。原子力でなければ日本の爆弾を島にたくさん落としているのです。

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女王様の英国も太平洋のど真ん中に落としてます。

 

1966年7月2日。フランスが落とした原子力爆弾

Commémoration: Il y a cinquante ans, la bombe