太平洋を訪問された安倍首相。本日無事最後の訪問地パプアニューギニアを経ち、日本に向かわれたようである。
国内でも多くの報道がされたと思うが、あまり取り上げられていない、アボット首相のウェルカムスピーチを紹介したい。
日本と豪州、第二次世界大戦時の日本軍による侵略、虐待行為が未だに繰り返し繰り返し、映画や様々な形で表現されている。例えば最近の映画「THE RAILWAY MAN」
こんな中でアボット首相のスピーチにはシドニー湾を攻めて戦死した日本兵士を豪州軍が讃えた事、そして今年百周年を迎えるANZACを当時日本が護衛し、11月の記念式典には日本の海上自衛隊を招いた事が述べられている。
戦った兵士が、戦争が終われば互いに誉め称え尊敬し合うという姿を、昨年たまたま笹川会長の原稿の資料集めをお手伝いさせていただいている時に学ぶ機会があった。それは米軍のニミッツ提督が戦後キャバレーにされていた戦艦三笠を救った話である。