やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

パラオへの直行便就航 ー そうだ、パラオに行こう!

 
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地元紙Island Timesのトップ記事となったANAの直行便。 肝心のレメンゲサウ大統領はハワイでオバマ大統領と。 (アメリカはんは何もしてくれまへんでえ)

8月30日、200人の乗客を乗せたパラオへの直行便(チャーター)が日本から到着した。 パラオで開催されたセレモニーには全日空篠辺修社長も駆けつけスピーチをされた。 篠辺社長は2015年の天皇皇后両陛下パラオ訪問中にレメンゲサウ大統領から強い要望を受け、努力して来た事が明らかにされている。


駐日パラオ共和国大使館のウェッブニュース http://palauembassy.or.jp/blog/2016/09/ana/#.V9Xb1SOLTJw

下記のANAのウェッブによると9月に成田、名古屋から合計6便が飛ぶようだ。 https://www.ana.co.jp/inttour/theme/recommend/palau-chartar/

この9月だけで合計1200人位が日本からパラオに入るのだろうか? 現在中国本土からの観光客が月に5千から1万人弱だから敵わない。 別に中国人差別なのではなくて、大量な中国人観光客がパラオ社会ももたらしている様々な問題が懸念されるのだ。マネーロンダリング、不動産買占め、地元産業に裨益しない観光等々。 日本人、だれでもできるパラオ支援がある。 そうだ、パラオに行こう!