このブログは水産庁の方もよくご覧になっているそうなのでこの写真を貼っておきます。重要なのは写真の2人の男性、Mr. Henry Tan, CEO of Hong Kong Luenthai Group Ltd. とMr. Samuel Chou, President of Liancheng Overseas Fishery Company。
ミクロネシアを中心に太平洋島嶼国で暗躍し、海洋保護区を支援しつつ、違法操業もやり、カジノ、マネロンにも関係していると複数の現地閣僚、インテリジェンス、メディア、宗教者から裏を取っている。サイパンのタンファミリーだ。
タン氏については以前ブログに書いた。タンファミリーを知らずに太平洋は理解できない。
今回、在ミクロネシア、中国大使館公使 (Mrs. Li Cuiying, Chargé d'affaires of the Chinese Embassy in the FSM) と一緒に写っているこの写真を見て確信した。中共政府はタンファミリーを利用している。そしてタンファミリーは中共政府を利用している。相互に。
Mrs. Li Cuiying公使、中台の綱引きに揺れるパラオで行われた、大型リゾートオープニングセレモニーに参加している。国交のない「公使」の入国をなぜパラオ政府は許したのか。「中台の綱引きに揺れるパラオ」なんて嘘です。小国パラオは「中台」を天秤にかけるほどのしたたかさを持っている。キリバスの弱冠28歳のタバイ初代首相は冷戦時代に漁業交渉で米ソを相手にしたのです。
小国を侮ってはいけない。