やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

河野大臣の地中海対話スピーチ(要点)

・地中海を出発する貨物船の半分はアジアへ来る。
・8,000の日本企業と200,000人に日本人が地中海に住んでいる。
・日本が輸入している養殖マグロはメキシコの次に、マルタ、スペインから来ています。(会場から笑いが)
・地中海とインド太平洋は結ばれている。
・しかし、スエズ運河の安全が鍵
・パレスチナの開発ー日本の支援であるえジェリコ農産加工団地(JAIP:Jericho Agro-Industrial Park)を紹介。ここで河野外相商人に変身。
・地中海も一帯一路に。40年日本は中国も支援してきたけど今年で終了。肩を並べる仲に。
・資本主義、市場経済、民主主義を明解に語る。
・国際連帯税を提案。(私はこれ疑問あるんだが)
・戦後の国際自由秩序から恩恵を受けているのは日本。
・安保理、WTOの改革が必要
・中東の紛争に参加する事は憲法が禁じているが政治的に関与したい。
・人口が減少している日本はAIに職業を奪われる事を懸念していない、希少な国。
・北朝鮮の件ーミサイルは今止まっているのは前進。新型会談の後少なくとも金正恩はトランプを批判ひなくなった。
・北朝鮮に関しては過去の制裁での失敗を繰り返さない。
・インド太平洋と地中海が繋がる事、即ちスエズ運河の安定が重要。(次回は数千年前に人類がインド太平洋を結んだバナナ交易の話を入れると良いと思います。sweet potatoの話もあるんですが。。)
 
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