やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて30年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

今こそ「日本パラオ連合」を!

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虎ノ門ニュース。良く知っているパラオの事を表面的に語られるとムズムズしてしまう。

例えば、パラオと韓国の関係。決して弱まっていない。
大統領が日本に来る1月前、大統領夫人は韓国で開催された統一教会の国際会議に基調講演者として招待されている。パラオは親日であると同時に中韓とも関係を強化している。
パラオ現地にある老舗の旅行会社。日本人経営だが統一教会と関係が深い。私は統一教会の事を良く知らない。でも太平洋に行くと「お前はムーンか?」と良く聞かれる。それだけ統一教会の活動が太平洋に浸透している、という事であろう。

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小島嶼国の全方面外交。
それはしょうがないのだ。一つはパラオがたとえ日本についたとしても、いつ政権が変わったり、国際情勢が変化して、日本につれなくされる可能性が否定できない。
過去にあったのだ。
バブル崩壊後の日本の手のひら返し。村山政権下の日本はパラオ独立記念に祝電を出さなかった。
もう一つは中韓の文化だ。これは世界が知っている事であろう。汚職が、袖の下が当り前。小国パラオのリーダー達は小銭が必要なのである。自由にできるお金を一銭もくれない日本の支援より、中韓やタックスヘイブン目的で来るセレブや企業が大事になる。

こんな話を昨日パラオの事を聞かれて話していたら、
「じゃあ、解決策は?日本はどうすれば?」と聞かれた。

応えは10年以上暖めているし発言し、行動してきている。
「日本パラオ連合」

本来自由連合協定を締結する米国の役割だが、米国は国益しか関心がなく、中国の進出がなければパラオに国益を見出せない。
日本は違う。サムライが作り上げた1890年からの歴史があり、また地理的にも近い。あの地域の遠洋漁業を開拓したのも日本人である。今でも日本の、沖縄の漁師さん達の重要な漁場だ。
日本にはパラオと連合なり友好協定を締結する理由がある。これは私だけの案ではなく渡辺昭夫教授、そしてナカムラ大統領も支持する案だ。

そうでないといつまで経ってもパラオでは怪しい商売しかできない。それは結果的に社会を腐敗させ不安定にし、日本や米領を含む地域の安寧に悪い影響を与える。